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2014年01月23日

けん玉

20代の頃、金も服も持たずに親友いっちーと、金はなく、情熱たくさん持って、サーフボードとけん玉を持って出かけたハワイへサーフィンの修行。

あの頃、サーフボードはともかく、何故にけん玉だったのだろう。
毎晩集中力を高めるぞ!とアパートでけん玉。
日本人がハワイであれだけけん玉やっていたのは、僕たちだけでしょう。多分。

日本けん玉協会の規定に基づき、とめけんや世界一周、あとなんだっけ?3ヶ月でいろんな技を2級ランクまで伸ばしたっけなぁ。

そのけん玉!
今、めちゃくちゃ流行ってるみたいね。
毎晩3ヶ月やっていたのに、あれはなんだったの?ってくらい、若い子達がめちゃくちゃうまい!
何がどうなってるのかわからない技ばかりなのよ。

そんなけん玉をまたやりたくなった。という話し。

それにしてもいっちーと行ったハワイは色んな意味でめちゃくちゃだったなぁ。

もちろんの如く車上狙いにあったり、海の中でアメリカンマッチョにぶん殴られそうになったり、ワイキキのレジェンドとクラッシュして脅されたり、ダイエットだ!と酢をずっと呑まさせられたり、食べるお金がなくて軽く栄養失調になったり、ハワイアンとの酒盛りの罰ゲームで水を一気飲みしてとめどなく吐きまくったり…
観光に来ている日本人とは全く逆の生活ばかり。
ディナークルーズに向かう日本人を、ボロボロのTシャツと海パンで指を咥えてみてました。

あれから何年経ったんだろう。

そんなやりたい放題の生活がなんやかんやで、今の自分の糧になっているんだ。

サーフィンの上達より何より、継続と辛抱という大きな事を学んだ。

大小関係なく続ける事の大切さや、理不尽だらけの世の中での辛抱。

とてもいい経験をした20代。

何を言いたいのかわからないが、しんみりと想い出によく浸る。

あゝ、最近全く海に行ってねーや。
もうあの頃のサーフィン仲間僕の存在は忘れているんじゃないかな?と思ったりもするけど、たまに店に顔を出してくれては
「またやろうよ!」
と声をかけてくれるのが、どれほどホッとするか…

人との繋がりってほんと大切。

もうすぐ僕達にとってかけがえのないもんが登場するし、ワクワクすることだらけ。

またいつかボロボロのTシャツと海パンであのハワイの地にたてるまでとりあえずがむしゃらにやってみるかっ。







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