５３ ISM

最近、お店の在り方に色々考えるときがあります。

色んな経営者の方がいるんで、僕個人、そして会社の考え方ですが・・・
僕らが店をはじめた以上、まずは存続させることが第一。
たくさんの店舗展開をして、どんどん売れない店は売るという商売をされる経営者には
「ビジネスだよ」
で済まされそうですが、存続させることで最も大きいことが「想い」です。

プライドだとか、情だとかそんな想いではなく、お客さんの想いを大事にしたいからです。

この店で５年前にプロポーズされたとか、お前とはこの店で知り合ったな～とか、お母さんの誕生日のお祝いまた来年もここでしようねとか・・・

そんな想いを大事にしたい。

僕らの店でも、店で呑んで知り合い、結婚した夫婦が、毎年二人の知り合った日に呑みに来てくれます。
そんな二人の幸せな日を共有できた事が僕らの幸せでもあり、誇りにもつながっていきます。

店も生き物です。
寿命がないとは言い切れません。
いつか・・・・の日が来るかもしれません。

だから、毎日毎日のお客さんの想いを大事にしていきましょう。

自分のスケジュール帳に「～さん誕生日」なんて書くことは小学生でも出来ます。
アクションおこしましょう。
好きな子には自然と出来るんですから。
好きな居酒屋の事でも自然とできます。

バイトの堀キャスはしっかりお客さんを想って行動に移しました。
本人はこれだけでは何のことかわからないでしょう。
それだけお客さんを想っての行動は自然に出てくるもんなんです。
堀キャスに１，０００点あげます。


存続させることで一番の当たり前。
それはCMでもやってるアリさんマークの引越社の赤井秀和のやつ・・・

「赤井さ～ん、なんでそんなにでっかくなっちゃたんですかぁ～？」

「それは真面目にやってきたからよぉ～」


その真面目にやってきたからよぉ～が全てですね。

欲はかくなです。